創視点「原価の迷宮」

価格政策を真剣に考えている企業は、極めて少ないです。
 
製造原価を計算し、それに適正利益率を上乗せして決めるのが普通です、
 
これは大抵の企業で行われている、 「下から何割」という値付け法です。
 
製造原価は、製造経費や間接費を製品数で割り振る全部原価計算法です。
 
丸秘扱いで、戦車の原価構成を知って驚きました。
 
製造経費や間接費はおろか、研究費・営業費・接待費・・・果ては電話代や駐車料金まで割りかけられていました。
 
材料費だけなら数百万円どまりが、一台数億円になる仕組みです。
 
不思議なことに、関係者誰もがその理不尽さに気がつきません。
 
旧ソ連では、付加価値とは材料原価だと教えられていました。
 
それゆえ、事務机が200kgという高付加価値のものが造られました。
 
人間は基準次第で、賢くもなるし阿呆にもなるので、基準の選定は経営者が決めなければなりません。

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